Google Colaboratory(略称: Google Colab) の導入と基本操作
Google Colab の導入と基本操作
Google Colaboratory(略称: Google Colab)は、Googleが提供するクラウドベースのJupyterノートブック環境であり、Pythonを実行することができます。以下はGoogle Colabの導入と基本操作の手順です。
①
Googleアカウントでログイン
Google Colabを利用するには、Googleアカウントが必要です。Googleにログインし、Google Colabのサービスにアクセスします。
②
新しいノートブックの作成
Google Colabのホームページで「新しいノートブックを作成」をクリックします。すると、新しいノートブックが開かれます。
③
コードの実行
ノートブックはセルと呼ばれるブロックで構成されています。セルにPythonコードを書き込み、セルの左側の再生ボタン(▷)をクリックすると、そのセルのコードが実行されます。
④
コードとテキストの入力
セルはコードだけでなく、テキストセルはツールバーの[テキスト]ボタンをクリックすることでテキストを含むMarkdown形式のセルも作成できます。セルのタイプは、ツールバーから変更できます。
⑤
ファイルの操作
Google ColabはGoogle Driveと連携しており、ファイルのアップロードやダウンロード、Google
Drive上のファイルへのアクセスが簡単に行えます。
⑥
ランタイムの設定
ノートブックの上部メニューから「ランタイム」→「ランタイムのタイプを変更」を選択すると、使用するランタイム(例えば、Pythonのバージョンや使用するGPUやTPUの設定)を変更できます。
⑦
ノートブックの保存
ノートブックは定期的に自動保存されますが、手動で保存することもできます。メニューバーの「ファイル」→「保存」をクリックして保存します。
これらの基本的な操作をマスターすると、Google Colabを効果的に利用できるようになります。