Pythonのコーディングの基本
Pythonのコーディングの基本
Pythonのコーディングの基本をご紹介します。
変数とデータ型について、 Pythonでは変数を使ってデータを格納します。変数の定義は、変数名に値を代入することで行います。データ型には整数(int)、浮動小数点数(float)、文字列(string)、リスト(list)、タプル(tuple)、辞書(dictionary)などがあります。また、これらの基本的な構文をマスターすると、Pythonで効率的なコードを書くことができます。なお、網掛け部分がPythonのプログラムコードで、#以降の文はプログラムに影響しないコメント文です。また、コードの前の空白は、4個の半角スペースとなっていますので注意が必要です。
例1. 条件分岐
条件によって処理を分岐させるために、if文を使用します。
# 変数の定義
x = 5
y = 3.14
name =
"Alice"
my_list =
[1, 2, 3, 4, 5]
my_dict =
{"apple": 2, "banana": 3, "cherry": 5}
例2. ループ
繰り返し処理を行うために、forループやwhileループを使用します。
x = 10
if x >
5:
print("xは5より大きいです")
else:
print("xは5以下です")
例3. 関数
処理をまとめて再利用するために、関数を定義します。
# forループ
for i in
range(5):
print(i)
# whileループ
x = 0
while x
< 5:
print(x)
x += 1
例4. 例外処理
予期せぬエラーが発生した場合にプログラムの実行を続行するために、例外処理を使用します。
def
add(x, y):
return x + y
result =
add(3, 5)
print(result) # 出力:
8
例5. モジュールの利用 Pythonの標準ライブラリやサードパーティ製のモジュールを使用して、便利な機能を追加します。
try:
x = 1 / 0
except
ZeroDivisionError:
print("ゼロ除算エラーが発生しました")
例6.
import
math
print(math.sqrt(16)) #√16を出力:4.0
もう少し詳しく説明するため、著書「スマホでPython」No3で示したPythonプログラミング再確認の一部を転載しましたので参照ください。