第3の要因の共通原因(交絡因子)が原因で擬似相関が発生するケースの誤謬

3の要因の共通原因(交絡因子)が原因で擬似相関が発生するケースの誤謬

   アイスクリームの売り上げと水難事故の数(猛暑)

   米の消費量とパソコンの出荷台数(人口増)

   アイスクリームとビールへの支出(気温)

   年収が高くなると血圧が高くなる(年齢)

   コンビニの店舗数が増えると刑法犯認知件数が増える(人口増)

   扇風機が売れると熱中症が増える(猛暑)

   育毛剤の使用とハゲることの関係(ハゲの兆候)

   小学校の算数の点数と身長の高さ(年齢)

   各国のチョコレートの消費量とノーベル賞の受賞者数(GDP

   年賀状を出す枚数と収入の高さ(年齢)

   赤ん坊の出生数とコウノトリの数(家のサイズ)

   お金持ちは高価な食事をとる機会が多いので、高血圧になりやすい(年齢)


合流点(選択)バイアスが原因で擬似相関が発生するケースの誤謬

①大学受験の入学テストの成績データの分析で、文系科目と理系科目に負の相関が見られた。両科目の合計が130点以上(合格者)の人だけを選択的に抽出した結果の相関関係を見たことで誤謬が発生したケース。



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