簡単に相関係数を求める方法を示します。
簡単に相関係数を求める方法を以下に示します。
先ずは、電卓で相関係数を計算します。
仮説的な例として、次の 2 つのデータ セットの相関関係を計算する必要があると仮定します。
X:(41、19、23、40、55、57、33)
Y:(94、60、74、71、82、76、61)
相関関係を見つけるには 3 つのステップが必要です。 1つ目は、すべてのX値を合計してSUM(X)を求め、すべてのY値を合計してSUM(Y)を求めます。さらに、各X値に対応するY値を乗算して、それらを合計して SUM(X,Y)を求めることです。
SUM(X) =
(41 + 19 + 23 + 40 + 55 + 57 + 33) = 268
SUM(Y) =
(94 + 60 + 74 + 71 + 82 + 76 + 61) = 518
SUM(X,Y) =
(41 x 94) + (19 x 60) + (23 x 74) + ... (33 x 61) = 20,391
次のステップでは、各 X 値を取得して 2 乗し、これらすべての値を合計して SUM(x^2) を求めます。 Y 値についても同じことを行う必要があります。
SUM(X^2) =
(41^2) + (19^2) + (23^2) + ... (33^2) = 11,534
SUM(Y^2) =
(94^2) + (60^2) + (74^2) + ... (61^2) = 39,174
7 つの観測値nがあることに注意すると、次の式を使用して相関係数 r を求めることができます。
r=相関係数 n=観測値の数
この例では、相関関係は次のようになります。
次はエクセルを用いて同様に相関係数を計算します。
エクセルでは、相関係数を直接計算してくれる関数があります。それがCORREL関数です。下記のように、CORREL関数の中に、X軸とY軸の値を入れれば、そのまま相関係数を計算してくれます。