相関係数の数値の大小で相関が強いか弱いかがわかります
相関係数の数値の大小で相関が強いか弱いかがわかります。諸説ありますが、相関係数の大小と相関の強弱の関係は以下が目安とされています。
0.7 ~ 1.0 かなり強い正の相関がある
0.4 ~ 0.7 正の相関がある
0.2 ~ 0.4 弱い正の相関がある
-0.2 ~ 0.2 ほとんど相関がない
-0.4 ~ -0.2 弱い負の相関がある
-0.7 ~ -0.4 負の相関がある
-1.0 ~ -0.7 かなり強い負の相関がある
相関係数は、「2種類のデータ間の関連性」を数値的な根拠とともに示すことができる便利な指標です。しかし、次の3点について注意しよう。①データの数が少ないと意味がありません。具体的には、データ数を100以上用意できると、信頼できる値を得られると考えられています。②外れ値に大きく影響されるので、散布図でデータ全体を可視化して、外れ値に関して確認することが重要です。③直線関係しか分からないので、散布図でデータ全体を可視化して関係性を確認することが重要です。稀に曲線回帰する場合もあります。